押し入れ上段に衣類を掛けるときに悩んだポイント
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2017年にこだわりの注文住宅が完成し、今年で8年目。
家が大好きで、仕事で疲れたときは家の掃除や片付けが一番の癒やし。
家のことを考えている時間が何より幸せな40代のミサです。
今回は、押し入れの上段の衣類収納だけに特化してご紹介します。

押し入れにハンガーで衣類を掛けたいと思っても、
- 前後2列にしたら肩がぶつかる
- ポールの高さや位置が分からない
- 中板にワンピースが当たってしまう
- 襖に衣類が挟まるか心配
私はこのあたりでずっと悩んでいました。
この記事では、実際に設計段階で指定したポイントや、入居後に使いやすさのために調整した工夫を、写真とともに詳しく解説していきます。
中板(棚板)の高さは衣類の使いやすさを左右する
新居を建てる際、押し入れの中板(上段と下段を分ける板)の高さを指定しました。
理由は「すべての衣類をハンガー収納にしたかったから」。
パンツやワンピースが中板に当たらないよう、高さを調整してもらいました。

【ポール下端~中板までの高さ:108cm】
ワンピースは少し当たりますが、ほとんどの衣類は問題なく掛けられています。
ハンガーポールを2本にして前後収納にするメリット
押し入れは奥行きが深いので、ポールが1本だと“奥の空間がムダになりがち”。
そこで、前後にポールを2本設置しました。
ポール間42cmがベストだった理由
設計時は衣類を前後に掛けても大丈夫だと思っていましたが…
実際に掛けてみると、前後の衣類の肩がぶつかってしまう。
そのため、後から自分でポール位置を調整し直し、最終的に
【2本のポール間:42cm】
この距離がちょうど良かったです。
襖の位置で衣類のストレスが変わる?
我が家の押し入れは襖が3枚。

向かって右側の襖は畳側にあるため、衣類を挟むことがありません。
逆に、襖が衣類側に来る場合、衣類が襖に挟まることがあるので要注意。

ポール位置を決めるときは、
「襖が閉まる位置から数センチ余裕があるか」
ここを確認しておくとストレスがなくなります。
衣類を前後に分けるだけで“衣替え5秒”が叶う
カラーボックスを挟んで、夫婦で左右を分けています。
→ 洗面脱衣兼ランドリールームの使いやすい収納アイデアはこちら

■夫側(向かって右)
奥ポール:

- スーツ
- シャツ
- ネクタイ
- オフシーズンの衣類
手前ポール:

- ベルト
- よく着るオンシーズンの服
■私側(向かって左)
奥ポール:

- スーツ
- シャツ
- オフシーズンの衣類
手前ポール:

- よく着るオンシーズンの服
衣替えは、
前後を掛け替えるだけ。
文字通り5秒で終わります。
まとめ
押し入れの上段は、「高さ」「ポール位置」「襖との距離」を調整するだけで劇的に使いやすくなります。
毎日使う場所だからこそ、小さな工夫でストレスなく快適に。
押し入れの奥行きを活かして、前後2列の衣類収納をつくることで、
・衣替えが一瞬で終わる
・家族で使いやすい
・見た目もスッキリ
というメリットを実感しています。
これから押し入れ収納を見直したい方や、これから家づくりをする方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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